概要
登録済みのリース資産のうち、契約しているリース会社が「免税事業者等」の場合は、2023年10月 1日以後の支払は仕入税額控除の経過措置が適用されます。
該当のリース資産に対して「インボイス取引区分」を免税事業者等との取引区分に変更し、専用の申告書計算区分に切り替えます。
- リース料は、オペレーティング・リース資産で2023年10月 1日以後の支払の場合に仕入税額控除の経過措置が適用されます。
- 維持管理費は、2023年10月 1日以後の支払であれば、仕入税額控除の経過措置が適用されます。
参考 |
以下の操作をすることで、登録済みのリース資産は、2023年10月 1日以後の支払に仕入税額控除の経過措置が適用されます。 |
操作手順
- [随時処理 - 汎用データ作成 - 資産データ作成 - リース資産データ作成]メニューを選択します。
- パターンを選択し、[OK]ボタンをクリックします。
- 条件を設定します。
- [出力条件1]ページ
集計対象で、免税事業者等のリース会社を指定します。 - [出力設定]ページ
- ファイルの種類で「転送ファイル」を選択します。
- 作成形式で「OBC受入形式」を選択します
- [参照]ボタンをクリックして、ファイルの出力先とファイル名を指定します。
- [項目選択]ページ
以下を出力するように設定します。- 資産コード
- 資産コード(枝番)
- 資産名
- インボイス取引区分(リース料支払)
- [出力条件1]ページ
- [出力開始]ボタンをクリックします。
- 出力したファイルを開きます。
インボイス取引区分(FALA186)の値を「1」に修正して保存します。 - [随時処理 - 汎用データ受入 - 資産データ受入 - リース資産データ受入]メニューを選択します。
- [受入ファイル設定]ページ
- 「OBC受入形式」を選択します。
- 受入データで「基本情報」を選択し、チェックを付けます。
- [参照]ボタンをクリックして4. で保存した受入ファイルを指定します。
- [重複条件設定]ページ
「すでに登録済みの資産コードと重複する汎用データを受け入れる」にチェックを付けます。
- [受入ファイル設定]ページ
- [受入開始]ボタンをクリックします。