《事前準備》汎用データ受入形式の変更点を確認する – 奉行シリーズヘルプセンター

概要

インボイス制度への対応に伴い、仕入税額控除の要件を満たすために、免税事業者との取引をする場合に対応が必要です。

免税事業者等の仕入先データを受け入れる場合や、当製品で仕入先の適格請求書発行事業者の登録番号を管理する場合に、対応が必要です。

汎用データに「インボイス登録区分」の受入記号（受入項目）を追加し、「1：免税事業者等」をセットして受け入れます。

値をセットする項目	受入記号	対応
インボイス登録区分	HMSU178	1：免税事業者等　をセットします。

汎用データに「インボイス登録番号」の受入記号（受入項目）を追加し、値をセットして受け入れます。

値をセットする項目	受入記号	対応
インボイス登録番号	HMSU179	インボイス登録番号をセットします。先頭に「T」を付けたあとに整数13桁、または「T」を付けずに整数13桁をセットします。

免税事業者等から仕入れた商品を「2023年10月 1日」以後に返品／値引をした場合、「仕入税額控除経過措置の控除割合」の調整が必要なケースがあります。
過少申告にならないよう、返品／値引の「控除割合」は、商品の仕入時に計上した控除割合に合わせる対応が必要です。

例	下図の（Ａ）の期間で仕入れや購入した商品を（Ｂ）の期間で返品や値引きをした場合には、（Ａ）の期間の控除割合「全額控除」に調整します。

受入項目に「インボイス取引区分」を追加します。

「インボイス取引区分」の項目に「0：適格請求書発行事業者から購入」を指定します。

参考	今回の追加項目が反映された「汎用データ受入形式一覧表（Excelファイル）」は、当製品の『操作説明（ヘルプ）』で確認できます。『操作説明（ヘルプ）』の［キーワード］ページで「汎用データ受入形式一覧表」と入力し、入力欄の下のリストの中から「汎用データ受入形式一覧表」を選択し、ダブルクリックします。「汎用データ受入形式一覧表」の画像をクリックします。