概要
適用対象者
適用対象
1回の取引の課税仕入れに係る金額(税込み)が1万円未満
参考 |
1商品ごとの金額ではなく、1回の取引の金額で判定します。
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対象の仕訳伝票は、免税事業者等との取引用の税区分から、課税事業者(適格請求書発行事業者)用の税区分へ一括で修正できます。
適用対象(税込1万円未満の少額な取引)かの確認と一括修正
- [随時処理 - データ一括変更 - 仕訳伝票データ一括変更 - 税区分一括変更]メニューを選択します。
- [税区分一括変更 - 条件設定]画面で条件を設定し、[画面]ボタンをクリックします。
- 現在の税区分に免税事業者等との取引用の税区分を指定し、変更後の税区分に対応する課税事業者(適格請求書発行事業者)用の税区分を指定します。
- 集計期間に施行日(2023年10月 1日)以降を指定します。
- [詳細条件]ページで、「本体金額(税込)を指定する」にチェックを付け、「0」~「9,999」を入力します。
- 集計結果画面に仕訳明細が表示されます。対象の仕訳明細を選択します。
- 税込金額が8,000円のため、対象です。
仕訳明細行をダブルクリックして、対象行にします。 - 1取引で5,000円と4,000円の商品を同時に購入しています。1取引の合計金額が税込1万円未満のため対象です。
仕訳明細行をダブルクリックして、対象行にします。 - 1取引で5,000円と7,000円の商品を同時に購入しています。1取引の合計金額が税込1万円以上になり対象外です。
対象外の仕訳明細はダブルクリックしません。 - 税込金額が5,000円ですが、「(他明細あり)」と記載があるため、仕訳伝票を確認します。
- 行を選択して、[F6:ジャンプ]を押します。
- 仕訳内容を確認します。1取引で税込1万円以上の仕訳明細があるため、対象外です。
- [F12:閉じる]を押します。[税区分一括変更]メニューに戻ります。
対象外の仕訳明細はダブルクリックしません。
- 税込金額が8,000円のため、対象です。
- 変更するすべての仕訳明細行を選び終わったら、[F2:実行]を押します。
- [税区分一括変更 - 一括変更設定]画面が表示されますので、[実行]ボタンをクリックします。