概要
手入力した振込情報をもとに、金融機関に送信した振込データ(電子取引データ)を、紙に印刷して保管する代わりにPDFファイルで保存します。
税務調査が入った際は、依頼内容に応じて保存したPDFファイルを提供します。
参考 |
税務職員からの整然明瞭なデータの提示・提出の求めに応じることで、検索要件の緩和措置を適用します。 |
振込時に利用するメニューごとに、『OFFICE BANK Value』での運用例を紹介します。
[ANSER]メニューでの振込
振込をした 1日の終わりに[ANSER ‐ 資金移動 ‐ 実行結果の表示・印刷]メニューで、振込データをPDFファイルで出力し、保存します。
- 受信日付をもとに本日分の振込結果履歴(振込データ)を選択します。
複数の振込結果履歴がある場合は、[Shift]+[↓]キーで選択してください。 - [F2:印刷等]を押します。
- 印刷形式で「一覧印刷」を選択します。
- [設定]ボタンをクリックし、「Microsoft Print to PDF」などPDFファイルを作成するプリンタードライバーを選択します。
- [印刷]ボタンをクリックし、PDFファイルを出力し、保存します。
- PDFファイルを保存するフォルダは、事業年度ごとに分けます。
- PDFのファイル名は、「ANSER振込_送信年月日(YYYYMMDD).pdf」の命名規則で設定します。
[一括伝送]メニューでの振込
振込をした 1日の終わりに以下のメニューで、振込明細表をPDFファイルで出力し、保存します。
- [一括伝送 - 総合振込 - 帳票作成 - 振込明細表]メニュー
- [一括伝送 - 給与賞与振込 - 帳票作成 - 振込明細表]メニュー
- [一括伝送 - 個人住民税納付 - 帳票作成 - 納付税額明細表]メニュー
- [一括伝送 - 口座振替 - 受信処理 - 振替結果明細表]メニュー
- データ送信日付をもとに本日分の振込データを選択します。
複数の振込データがある場合は、[Shift]+[↓]キーで選択してください。(総合振込の振込明細表の画面です。) - [F2:印刷等]を押します。
- [設定]ボタンをクリックし、「Microsoft Print to PDF」などPDFファイルを作成するプリンタードライバーを選択します。
- [印刷]ボタンをクリックし、PDFファイルを出力し、保存します。
- PDFファイルを保存するフォルダは、事業年度ごとに分けます。
- PDFのファイル名は、以下の命名規則で設定します。
「総合振込_振込指定日(YYYYMMDD)_振込金額.pdf」
「給与振込_振込指定日(YYYYMMDD)_振込金額.pdf」
「賞与振込_振込指定日(YYYYMMDD)_振込金額.pdf」
「個人住民税納付_納付指定日(YYYYMMDD)_納付税額.pdf」
「口座振替_引落依頼日(YYYYMMDD)_引落金額.pdf」