概要
インターネットが利用できないパソコンで奉行製品を利用しているなど、奉行製品から電子申告できない場合は、奉行製品で地方税電子申告データを作成し、PCdeskで読み込んで電子申告します。
ここでは、奉行製品で地方税電子申告データを作成し、PCdeskで読み込む手順を説明します。
参考 |
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前準備
PCdeskの利用者情報ファイルを出力します。
出力した利用者情報ファイルは、奉行製品で地方税電子申告データを作成する際に使用します。
- PCdeskを起動し、利用者を選択します。
参考 代理送信するために、納税者の利用者ID・暗証番号を管理している場合は、利用者は納税者を選択します。 - PCdeskメインメニューから[代理行為に関する手続き]メニューを選択します。
- 代理行為メニューの[利用者情報ファイルのダウンロード]メニューを選択します。
- ダウンロードする旨のメッセージが表示されます。[はい]ボタンをクリックします。
- [ポータルセンタログイン]画面が表示されたら、 暗証番号を入力して、「ログイン」をクリックします 。
- 利用者情報を取得した旨のメッセージが表示されたら、[OK]ボタンをクリックします。
- 代理行為メニューの[利用者情報ファイルの取り出し]メニューを選択します。
- 利用者情報にチェックを付けて、「取り出し」をクリックします。
- ファイルの保存場所を指定し、[OK]ボタンをクリックします。
参考 ここで保存した利用者情報ファイルの保存先を忘れないでください。
のちほど奉行製品で電子申告データを作成する際に使用します。
続いて奉行製品で電子申告データを作成し、PCdeskに読み込みます。
操作手順
奉行製品で電子申告データを作成する
- 奉行製品を起動して、以下のメニューを選択します 。
- 申告奉行[法人税・地方税編]
[電子申告 - 地方税 - 地方税申告データ送信(作成)]メニュー - 固定資産奉行(償却奉行)
[償却資産税申告 - 電子申告 - 償却資産税申告データ送信(作成)]メニュー - 法定調書奉行
[電子申告 - 給与支払報告書 - 給与支払報告書申請データ送信(作成)]メニュー
- 申告奉行[法人税・地方税編]
- 作成する様式などを確認し、[F2:実行]を押します。
(上記は『申告奉行[法人税・地方税編]』の画面です。) - 「エクスポート済みの利用者情報ファイルを利用する」にチェックを付けます。
[参照]ボタンをクリックして、前準備の9. で保存した利用者情報ファイルを選択し、[OK]ボタンをクリックします。
- [作成帳票確認]画面で電子申告データに含まれる帳票を確認し、[ファイル出力]ボタンをクリックします。
- [参照]ボタンをクリックして、ファイルの出力先フォルダを指定します。
地方公共団体ごとにファイルが作成されますので、新しいフォルダを作成することをおすすめします。
指定したフォルダに、電子申告データが保存されます。
PCdeskで電子申告データを読み込む
- PCdeskを起動し、利用者を選択します。
- PCdeskのメインメニューから[申告に関する手続き]メニューを選択します。
- 申告メニューで[申告データの照会・編集]メニューを選択します。
- [申告データ一覧(照会・編集)]画面で、[取り込み]ボタンをクリックします。
- [申告データ取り込み選択]画面で「地方税」にチェックを付けて、[選択]ボタンをクリックします。
- [申告データ取り込み]画面で[ファイル選択]ボタンをクリックします。
- 「▼」をクリックし、リストから奉行製品で作成した電子申告データ(「奉行製品で電子申告データを作成する」の5. で作成)が保存されているフォルダを選択します。
保存されている電子申告データファイルを選択し、[開く]ボタンをクリックします。
参考 複数ファイルを選択することも可能です。 - 選択したファイルがリスト上に表示されますので、チェックを付けます。
[取り込み]ボタンをクリックします。
- 以下のメッセージが表示されます。
ダウンロードしたデータを削除する場合は、[はい]を選択します。
削除しない場合は、[いいえ]を選択します。 - [閉じる]ボタンをクリックして、[申告データ一覧(照会・編集)]画面に戻ります。
以上で、PCdeskで地方税電子申告データの読み込みが完了です。
引き続き、PCdeskで申告データ署名、送信を行ってください。