【国税電子申告】提出済みの法定調書を修正し、訂正申告する場合の操作方法

概要

提出済みの法定調書（源泉徴収票や支払調書）を修正し、無効分および訂正分の法定調書を提出する際の手順をまとめています。

操作手順

1. 訂正申告する法定調書（源泉徴収票や支払調書）を修正します。
   無効分の合計表の入力時に必要になるため、修正前の金額を控えておいてください。
   
   上記は［源泉徴収票］メニューの画面です。
   
   • 甲欄で年末調整する社員の源泉徴収票を修正する場合は、年末調整をやりなおし、［年末調整 - 源泉徴収票 -源泉徴収票］メニューで修正した内容が反映されていることを確認してください。
     

     参考	年末調整のやりなおしについては、ヘルプセンターの「【パターン別】年末調整をやりなおす場合の手順について」をご参照ください。

   • 支払調書を修正する場合は、［支払調書1］メニューの各支払調書メニューで該当の受給者の支払調書を修正してください。
2. ［支払調書1 - 法定調書合計表 - 法定調書合計表］メニューで調書の提出区分を「4：無効」に変更すると、「無効」の法定調書合計表を作成する旨のメッセージが表示されます。［OK］ボタンをクリックし、無効分の入力画面に切り替えます。
   
3. 無効にする法定調書の提出媒体を「14：電子」に変更し、1.で修正する前の法定調書（源泉徴収票や支払調書）の人数や金額を入力します。
   

   注意	法定調書合計表の提出区分が「1：新規」以外の場合は、源泉徴収票データや支払調書データは、自動集計されません。人数や金額を直接入力してください。

   
4. ［F12：登録］を押します。
5. 続けて、調書の提出区分を「3：訂正」に変更します。
   訂正する法定調書の提出媒体を「14：電子」とし、1.で修正した後の法定調書（源泉徴収票や支払調書）の人数や金額を入力します。
   
6. ［F12：登録］を押します。
7. ［電子申告 - 法定調書 - 法定調書申請データ送信（作成）］メニューを選択し、［調書（および合計表）選択］画面で、作成するデータにチェックを付け、［OK］ボタンをクリックします。
   
8. 各申告書ページで、提出年月日と処理年、前回受付結果が「1：受付完了」になっていることを確認し、［F2：実行］を押します。
   
9. ［法定調書申請データ送信（作成）- 作成帳票確認］画面が表示されます。
   「訂正」分、「無効」分がまとめて作成されます。
   ［帳票確認］ボタンをクリックすると、選択した帳票をプレビューで確認できます。
   
   

   注意	個人番号および法人番号は、空欄で表示されます。当画面で確認できません。

10. 複数の署名を付与している場合は、「続けて署名する」にチェックが付いていることを確認し、［OK］ボタンをクリックし、法定調書申請データを作成します。
11. ［法定調書データ送信（署名付与）］画面が表示されます 。
    署名を付与するデータにチェックを付け、［F2：実行］を押します。
    
12. 電子証明書の種類を選択し、［OK］ボタンをクリックします。
    
13. 付与する電子証明書が正しいかを確認し、［OK］ボタンをクリックします。
    法定調書申請データに電子署名が付与されますので、続けて送信処理へ進みます。
    
14. ［法定調書申請データ送信］画面が表示されます 。
    送信するデータにチェックを付け、［F2：実行］を押します。
    
15. ［国税受付システムログイン］画面で、暗証番号を入力して［OK］ボタンをクリックします。
    e-Taxにログインし、データを送信します。
    
16. 送信が完了すると、［国税メッセージボックス確認］メニューを起動する旨のメッセージが表示されます。［OK］ボタンをクリックし、送信状況を確認します。