回答
[導入処理 - 勤務体系登録 - 勤務体系登録]メニューで登録した労働時間や残業時間に対して、[導入処理 - 勤務端数処理登録 - 勤務端数処理登録]メニューで端数処理の設定をします。
出勤時刻は 15 分単位で切り上げ、退出時刻は 15 分単位で切り捨てとする場合
[勤務端数処理登録]メニューの[基本]ページで、以下を設定します。
- 出勤時刻の端数設定で「15 分刻み」「15 分未満」と入力し、「0:切り上げ」を選択します。
- 退出時刻の端数設定で「15 分刻み」「15 分未満」と入力し、「1:切り捨て」を選択します。
- 出勤時刻が「8:50」の場合は、「9:00」になります。
参考 15 分未満切り上げのため、10 分切り上げられます。 - 退出時刻が「18:05」の場合は、「18:00」になります。
参考 15 分未満切り捨てのため、5 分切り捨てられます。
始業が 8:45 の場合に、出勤時刻は始業から 30 分刻みで 15 分未満切り捨てとする場合
[勤務端数処理登録]メニューの[基本]ページで、以下を設定します。
- 出勤時刻の端数設定で「30 分刻み」「15 分未満」と入力します。
- 8:45 を基準とするため、基準時刻に「45 分」と入力します。
- 出勤時刻が「8:40」の場合は、「8:45」になります。
参考 45 分を基準として 30 分刻みで計算されます。
8:15~8:40 までは 25 分となり、15 分以上は切り上げとなるため、5 分切り上げられます。
遅刻時間は 5 分単位で切り上げ、普通残業時間は 15 分単位で切り捨てとする場合
[勤務端数処理登録]メニューの[基本]ページで、以下を設定します。
- 遅刻時間の端数設定で「05 分単位」「05 分未満」と入力し、「0:切り上げ」を選択します。
- 普通残業時間の端数設定で「15 分単位」「15 分未満」と入力し、「1:切り捨て」を選択します。
- 遅刻時間が 7 分の場合は、10 分になります。
参考 5 分未満切り上げのため、3 分切り上げられます。 - 普通残業時間が 21 分の場合は、15 分になります。
参考 15 分未満切り捨てのため、6 分切り捨てられます。
「8:00~12:00」の時間帯に出勤した場合は、30 分未満切り上げとする場合(時間帯別での端数処理)
[勤務端数処理登録]メニューの[時間帯別時刻設定]ページで、以下を設定します。
- 出勤時刻で「1:使用する」を選択します。
- 時間帯で「8:00 ~ 12:00」、端数設定で「30 分刻み」「30 分未満」と入力し、「0:切り上げ」を選択します。
- 出勤時刻が「8:40」の場合は、「9:00」になります。
参考 30 分未満で切り上げとなるため、20 分切り上げられます。 - 出勤時刻が「10:25」の場合は、「10:30」になります。
参考 30 分未満で切り上げとなるため、5 分切り上げられます。
遅刻時間が 5 分未満の場合は切り捨て、遅刻時間が 5 分~1 時間まで場合は 30 分単位で切り上げとする場合(時間数別での端数処理)
[勤務端数処理登録]メニューの[時間数別勤務時間設定]ページで、以下を設定します。
- 遅刻時間で「1:使用する」選択します。
- 1 行目の時間数で「0時間00分~0時間05分」、端数設定で「05 分単位」「05 分未満」と入力し、「1:切り捨て」を選択します。
- 2 行目の時間数で「0時間05分~1時間00分」、端数設定で「30 分単位」「30 分未満」と入力し、「0:切り上げ」を選択します。
- 遅刻時間が 3 分の場合は、0 分になります。
参考 5 分未満切り捨てとなるため、3 分切り捨てられます。 - 遅刻時間が 45 分の場合は、1 時間になります。
参考 遅刻時間が 5 分~1 時間の場合は、30 分未満切り上げとなるため、15 分切り上げられます。