『勘定奉行クラウド』をご利用中のお客様が、『奉行Edge 発行請求書DXクラウド』のライセンスを追加することで、最大 600 件の請求書を継続して発行するための手順を説明します。
2025年10月から請求書の年間発行可能件数が変わるため、2025年 9月末までに以下の手順に沿って作業を完了してください。
1. ユーザー登録とライセンスキーの確認
用意するもの
- 製品登録番号
- 確認番号
「製品登録番号」と「確認番号」は、「案内文」に添付されたシールに記載されています。
『奉行Edge 発行請求書DXクラウド』とあわせて『ユーザーライセンス数拡張パック for 奉行Edge 発行請求書DXクラウド』をお申込みの場合は、そちらの「製品登録番号」と「確認番号」もあわせてご用意ください。
操作手順
以下の弊社サポートサイト(奉行 Netサービス)から、ユーザー情報を登録します。画面を開いたら、以下の手順にしたがって進めてください。
- 『奉行Edge 発行請求書DXクラウド』の「製品登録番号」および「確認番号」を入力します。
確認番号は、「登録番号」用と「OMSSコード」用の 2 種類があります。ここでは、「登録番号」用の確認番号を入力します。[登録番号の確認を行います]ボタンをクリックします。 - 各規約の同意にチェックを付けて[利用規約に同意]ボタンをクリックします。
- ユーザー情報を入力します。
確認番号は、「登録番号」用と「OMSSコード」用の 2 種類があります。ここでは、「OMSSコード」用の確認番号を入力します。[確認する]ボタンをクリックします。
参考 登録済みの「製品登録番号」と「電話番号」を入力して[製品情報の読込]ボタンをクリックすると、お客様情報(会社名等)の入力を省略できます。 - 内容を確認し[登録する]ボタンをクリックします。
- 登録したメールアドレスに、「件名「【OBC】ライセンスキー発行、および製品・サービス利用に関するご案内」のメールが届きます。
メールには、以下の重要な項目を記載しています。-
ライセンスキー
「2. サービス利用情報の登録」で使用します。 -
ID番号
弊社サポートセンターにお問い合わせいただく際に必要です。
-
ライセンスキー
参考 |
専門家ライセンスの対象となるサービスのため、ユーザー登録後に、件名「【OBC】専門家ライセンス(初回付属無償分)製品登録番号のご案内」のメールも届きます。 |
『ユーザーライセンス数拡張パック for 奉行Edge 発行請求書DXクラウド』をお申込みの場合
上記の手順(1. ~5. )を、『ユーザーライセンス数拡張パック for 奉行Edge 発行請求書DXクラウド』の「製品登録番号」と「確認番号」を入力して操作を行ってください。
2. サービス利用情報の登録
用意するもの
「1. ユーザー登録とライセンスキーの確認」で届いたメール
『奉行Edge 発行請求書DXクラウド』とあわせて『ユーザーライセンス数拡張パック for 奉行Edge 発行請求書DXクラウド』をお申込みの場合は、そちらのメールもあわせてご用意ください。
操作手順
- すでに利用しているサービスを起動し、メインメニュー右上の
(セキュリティ)から[ライセンス追加]メニューを選択します。
- 「登録番号」と「ライセンスキー」を入力します。
入力するライセンスキーは、「1. ユーザー登録とライセンスキーの確認」で届いたメールに記載されています。
『ユーザーライセンス数拡張パック for 奉行Edge 発行請求書DXクラウド』をご利用の場合は、をクリックしてライセンス情報を入力します。
参考 複数の法人を管理しており、現在選択中の法人とは異なる法人にライセンスを追加する場合は、以下の手順で法人を切り替えてからライセンスを追加してください。
-
「切替」をクリックします。
- ライセンスを追加する法人を選択し、[OK]ボタンをクリックします。
-
「切替」をクリックします。
- 利用者情報が表示されます。
参考 追加したサービスの管理者が、利用中のサービスの管理者と異なる場合は、利用者情報の をクリックして変更します。
- サービス利用情報を確認して[実行]ボタンをクリックします。ライセンスが追加されると、サービスを再起動する旨のメッセージが表示されるので[OK]ボタンをクリックします。
参考 - ライセンスが追加されると、以下のメールが届きます。
件名「【OBCiD】導入処理をはじめてください」 - 3. でサービスに対して別の利用者を設定した場合は、設定した利用者に上記のメールが届きます。
- ライセンスが追加されると、以下のメールが届きます。
3. 利用サービス権限の設定
『ユーザーライセンス数拡張パック for 奉行Edge 発行請求書DXクラウド』をお申込みの場合に必要です。お申込みされていない場合は、「4. 『奉行Edge 発行請求書DXクラウド』の設定」に進みます。
- 『管理ポータル』の権限がある利用者で『奉行クラウド』にログインします。
- メインメニュー右上の
(セキュリティ)から[管理ポータル]メニューを選択します。
- [セキュリティ ‐ 利用サービス]メニューを選択します。
-
法人が複数ある場合は、法人を選択する画面が表示されるので、法人を選択します。
(表示されない場合は、5. に進みます。)
- 「債権奉行」を選択し、[画面]ボタンをクリックします。
- 『奉行Edge 発行請求書DXクラウド』の利用を許可する利用者にチェックを付け、[登録]ボタンをクリックします。
参考 当メニューで「許可」のチェックが付いている利用者の数(OBCiDの数)でライセンス契約数をカウントします。
ライセンス契約数を超える登録はできません。
当メニューの画面右上に、契約数・利用者数・契約残数が表示されます。
4. 『奉行Edge 発行請求書DXクラウド』の設定
請求書をこれまでと同じ形式で発行するために、以下の設定を変更します。
参考 |
『奉行Edge 発行請求書DXクラウド』は、これまでより詳細な設定を用意しています。 |
請求書の発行条件
[請求書]メニューで、請求書を発行する条件を変更します。
補足 |
[請求書]メニューを次回起動した際に表示される条件(前回条件)を変更します。 この操作では請求書の発行は行われません。 |
- [請求処理 - 請求書]メニューを選択します。
- 「請求書(本発行 未発行分)メール配信用」を選択し、[OK]ボタンをクリックします。
- [基本]ページで以下を設定します。
- フォーム選択で「指定のフォーム」を選択し、「10000」を入力して「[4126]罫線付単票明細請求書」を指定します。
- 配信設定選択で「指定の配信設定」を選択し、「3」を入力して[Enter]キーを押し、「メール添付用」を指定します。
- [画面]ボタンをクリックします。
- [F12:閉じる]または[キャンセル]ボタンをクリックして、メニューを閉じます。
請求伝票の請求伝票区分
請求伝票を手入力している場合、CSVデータを受け入れている場合で手順が異なります。
[請求伝票]メニューで手入力している場合
- [請求処理 ‐ 請求伝票]メニューを選択します。
- [F5:操作設定]を押します。
- [運用]ページの初期請求伝票区分を「都度請求」に変更して[登録]ボタンをクリックします。
- メッセージが表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。
- 登録が完了したら、[閉じる]ボタンをクリックします。
- [F12:閉じる]を押します。
[請求伝票データ受入]メニューでCSVデータを受け入れている場合
CSVデータに「請求伝票区分(SD5020001)」の列を追加して、値は「0」にします。
配信設定(メールの本文・ファイル名)
帳票を配信する際のメールの本文および添付ファイルのファイル名がこれまでと同じ形式になるように、設定を変更します。
- ダッシュボード「帳票配信状況」カードの
(配信設定)をクリックします。
または、[法人情報 - 規程 - 配信設定 - 配信設定]メニューを選択します。
メニューを選択した場合は3. に進みます。 - 「任意の設定」の「配信設定」をクリックします。
- コードに「3」を入力して[Enter]キーを押します。
- [請求書配信]ページで、本文から「[@帳票数]件の」を選択して[Delete]キーを押します。
- [請求書配信]ページで、命名規則をクリックして[Delete]キーを押して空欄にしてから、以下の文字列をコピーして貼り付けます。
請求書_[@発行No.]_[@請求宛先コード]_[@請求宛先名][@請求宛先敬称]_[@ファイル作成日時(年月日時分秒)] - [F12:登録]を押します。
- 登録が完了したら、[F12:閉じる]を押します。
得意先の初期値
今後新たに登録する得意先に対し、これまで通り帳票のPDFをWebで公開しない場合は、[得意先]メニューの初期値を変更します。
- [取引先管理 ‐ 得意先 ‐ 得意先]メニューを選択します。
- [F9:初期値設定]を押します。
- [配信]ページの帳票のWeb公開を「1:する」から「0:しない」に変更します。
- [F12:登録]を押します。
- 登録が完了したら、[F12:閉じる]を押します。