概要
以下のような時間数での勤務を例に、[勤務体系登録]メニューの設定例と、どのように集計されるかを説明します。
例 |
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操作手順
勤務体系と勤務端数処理を登録する
- [導入処理 - 勤務体系登録 - 勤務体系登録]メニューを選択します。
- 以下のように設定します。
- [労働時間]ページ
- 勤務種別に「1:時間数」を選択します。
- 出勤区分に「0:通常出勤」を選択します。
- 出勤時間の時間数「0時間00分 ~ 8時間00分」、開始時刻「9:00より開始」、刻み時間「30分間隔」を入力します。
- 普通残業時間に「8時間00分 ~ 14時間00分」を入力します。
- 深夜残業時間に「22:00 ~ 翌 5:00」を入力します。
[付加条件]ボタンをクリックし、「事由が深夜残業と等しい場合に有効」と設定します。 - 遅刻開始時刻に「11:00」を入力します。
- [休憩時間]ページ
- 【時間数・時間ごと】に「時間数」を選択します。
- No.1の時間数に「0時間45分」と入力し、[付加条件]ボタンをクリックして「出勤時間が 6時間00分の場合に有効」と設定します。
- No.2の時間数に「0時間15分」と入力し、[付加条件]ボタンをクリックして「出勤時間が 8時間00分の場合に有効」と設定します(8時間以上の場合は、1時間の休憩になります)。
- [労働時間]ページ
- [F12:登録]を押します。
- [導入処理 - 勤怠端数処理登録 - 勤務端数処理登録]メニューを選択します。
- 深夜残業時間の端数設定を「15分単位15分未満」「1:切り捨て」と設定します。
- [F12:登録]を押します。
集計内容を確認する
[勤怠処理 - 勤務データ入力 - タイムカード入力]メニューで確認すると、打刻時刻に応じて勤務時間が以下のように集計されます。
① | 出勤時刻 9:19の場合は 9:30から勤務したことになり、退出時刻18:43の場合は、出勤時間は「8時間00分」、休憩時間は「1時間00分」が計上されます。 |
② | 出勤時間が 8時間に満たないため、休憩時間は「45分」が計上されます。 |
③ | 深夜残業の事由があれば、深夜残業時間が計上されます。 出勤時刻13:53の場合は14:00から勤務したことになり、深夜残業時間は15分単位で切り捨てられ「4時間45分」が計上されます。 また、出勤時刻13:53は11:00を過ぎているので、遅刻時間「3時間00分」が計上されます(刻みが時間が「30分間隔」のため、14:00まで遅刻)。 |
④ | 所定労働時間(8時間)に満たないため、早退時間「0時間01分」が計上されます。 |