概要
税理士が納税者に代わって電子申告する(代理送信) 手順を説明します。
必要な設定
- [導入処理 - 申告情報登録 - 申告情報登録]メニューを選択します。
- [申告情報登録]画面の[関与税理士設定]ページで、「申告書の作成や審査」等を設定します。
- 申告書の作成や審査
「1:税理士に作成を依頼する」を選択します。 - 事務所名、税理士名等
「事務所名」等、税理士に関する情報を入力します。
- 申告書の作成や審査
- [F12:登録]を押して、登録します。
法人税申告の流れ
代理送信の場合は、法人税申告データの送信(作成)時やe-Tax(国税受付システム)へのログイン時に、税理士の利用者識別番号を使用します。電子署名の付与時も、税理士の電子証明書の種類を選択します。
詳細は、以下をご確認ください。
法人税申告データを作成する
[法人税申告]メニューで各申告書の作成が終了したら、法人税申告データを作成します。
- [電子申告 - 法人税 - 法人税申告データ送信(作成)]メニューを選択します。
[法人税申告データ送信(作成)]画面の[基本]ページで、納税者の利用者識別番号、税理士の利用者識別番号を入力します。
補足 法人税申告データに外部データを含めて電子申告する場合は、[その他の書類]ページでファイルを指定してください。
含められる外部データは、以下のとおりです。
- 『勘定奉行』で作成した財務諸表データ
- 『申告奉行[内訳書・概況書編]』の内訳書/概況書データ
- e-Taxソフト等のxtxデータ
- 添付書類のイメージデータ(PDF)
(Excelのデータは受け入れできません)
- [F2:実行]を押して、法人税申告データを作成します。
- [法人税申告データ送信(作成)- 作成帳票確認]画面で、作成した法人税別表を確認します。
- [OK]ボタンをクリックします。
電子署名を付与する
- [電子申告 - 法人税 - 法人税署名付与]メニューを選択します。
(前述の[法人税申告データ送信(作成)- 作成帳票確認]画面で、「続けて署名する」にチェックが付いていると、自動で表示されます。) - [法人税署名付与]画面に作成済みの法人税申告データが表示されるので、署名を付与する法人税申告データにチェックを付けて、[F2:実行]を押します。
- [法人税署名付与 - 電子証明書選択]画面で、税理士の電子証明書の種類を選択して、[OK]ボタンをクリックします。
- [法人税署名付与 - 署名内容確認]画面で、内容が正しいかを確認して、[OK]ボタンをクリックします。
- 確認メッセージが表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。
送信する
- [電子申告 - 法人税 - 法人税申告データ送信]メニューが自動で表示されます。
- [法人税申告データ送信]画面で、e-Taxに送信する法人税申告データにチェックを付けて、[F2:実行]を押します。
- 確認メッセージが表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。
- [国税受付システム ログイン]画面で、税理士の利用者識別番号を入力してログインします。
- [OK]ボタンをクリックします。
- 送信が完了すると、確認メッセージが表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。
受付結果を確認する
- [電子申告 - 法人税 - 国税メッセージボックス確認]メニューが自動で表示されます。
[国税メッセージボックス確認]画面で受付結果を確認し、「受付完了」になっていれば、法人税申告データの送信は完了です。
補足 受付結果のリストでメッセージの行をクリックすると、詳細が[メッセージ詳細]ページに表示されます。 - [F12:閉じる]を押します。
地方税申告の流れ
代理送信の場合は、地方税申告データの送信(作成)時やeLTAX(地方税ポータルシステム)へのログイン時に、税理士の利用者IDを使用します。電子署名の付与時も、税理士の電子証明書の種類を選択します。
また、地方税申告データの受付結果の確認の手順が異なります。
詳細は、以下をご確認ください。
地方税申告データを作成する
[地方税申告]メニューで各申告書の作成が終了したら、地方税申告データを作成します。
- [電子申告 - 地方税 - 地方税申告データ送信(作成)]メニューを選択します。
[地方税申告データ送信(作成)]画面の[基本]ページで、納税者の利用者ID、税理士の利用者IDを入力します。
補足 地方税申告データに外部データを含めて電子申告する場合は、[その他の書類]ページでファイルを指定してください。
含められる外部データは、以下のとおりです。
- 『勘定奉行』で作成した財務諸表データ
- PCdeskで作成したデータ
- その他の添付書類データ
- [F2:実行]を押して、地方税申告データを作成します。
- [地方税申告データ送信(作成)- 利用者情報ファイル設定]画面で、利用する利用者情報ファイルを選択します。
- 利用者情報ファイルをダウンロードして利用する
PCdesk等で利用者情報ファイルを提供依頼・承認した提出先だけ利用できます。
税理士の利用者IDでログインします。 - エクスポート済の利用者情報ファイルを利用する
あらかじめ利用者情報ファイルをダウンロードしている場合は、[参照]ボタンをクリックし、利用者情報ファイルパスにダウンロード済みの利用者情報ファイルを指定します。
- 利用者情報ファイルをダウンロードして利用する
- [OK]ボタンをクリックします。
- [地方税申告データ送信(作成)- 作成帳票確認]画面で、作成した地方税様式を確認します。
[帳票確認]ボタンをクリックすると、選択した帳票のプレビューを確認できます。 - [OK]ボタンをクリックします。
電子署名を付与する
- [電子申告 - 地方税 - 地方税署名付与]メニューを選択します。
(前述の[地方税申告データ送信(作成)- 作成帳票確認]画面で、「続けて署名する」にチェックが付いていると、自動で表示されます。) - [地方税署名付与]画面に作成済みの地方税申告データが表示されるので、署名を付与する地方税申告データにチェックを付けて、[F2:実行]を押します。
- [地方税署名付与 - 電子証明書選択]画面で、税理士の電子証明書の種類を選択して、[OK]ボタンをクリックします。
- [地方税署名付与 - 署名内容確認]画面で、内容が正しいかを確認して、[OK]ボタンをクリックします。
- 確認メッセージが表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。
送信する
- [電子申告 - 地方税 - 地方税申告データ送信]メニューが自動で表示されます。
- [地方税申告データ送信]画面で、eLTAX(地方税ポータルシステム)に送信する地方税申告データにチェックを付けて、[F2:実行]を押します。
- 確認メッセージが表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。
- [地方税ポータルシステム ログイン]画面(eLTAXへのログイン画面)で、税理士の利用者IDを入力してログインします。
- [OK]ボタンをクリックします。
- 送信が完了すると、[地方税申告データ送信 - 即時通知結果表示]画面が表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。
受付結果を確認する
- [電子申告 - 地方税 - 地方税メッセージボックス確認]メニューを選択します。
- [地方税ポータルシステム ログイン]画面で、税理士の利用者IDを入力してログインします。
- [地方税メッセージボックス検索]画面で、ここでは何も変更せず[OK]ボタンをクリックします。
- [地方税メッセージボックス確認]画面に、税理士本人分のメッセージが表示されるので、[F9:納税者表示]を押します。
- 再度[地方税メッセージボックス検索]画面が表示されるので、送信結果を確認する範囲を指定して、[OK]ボタンをクリックします。
税理士(代理人)が送信した「納税者分」のメッセージが表示されます。
正常に受け付けられていれば、地方税申告データの送信は完了です。補足 リストでメッセージの行をクリックすると、詳細が[メッセージ詳細]ページに表示されます。
メッセージは、格納されてから一定期間を経過すると、削除されます。
(削除されるまでの期間は、通知内容によって、30日・90日・120日と異なります。)- [F12:閉じる]を押します。
補足 | 申告時期などによっては 、eLTAXが混雑する場合があります。混雑している場合は、メッセージボックスに滞留している 旨のメッセージが届きます。少し時間をおいてから、再度メッセージボックスをご確認ください。 |