回答
[元帳 - 条件設定]画面の[基本条件]ページで、相手科目表示設定の以下の項目にチェックを付けます。
- 「相手科目を個別表示する」
- 「諸口の内訳を表示する」
| 参考 | [元帳 - 条件設定]画面が拡張形式の場合は、[詳細条件]ページでチェックを付けます。 |
チェックの有無による元帳の表示の違い
- 「相手科目を個別表示する」「諸口の内訳を表示する」にチェックを付けた場合
「諸口」ではなく、相手勘定科目が個別に表示されます。 - 「相手科目を個別表示する」「諸口の内訳を表示する」にチェックを付けない場合
「諸口」と表示されます。
「諸口」の内訳表示の具体例
仕訳伝票の入力形式によって、「諸口」の内訳の表示方法が変わります。
以下の 3 つのケースごとに表示方法を説明します。
- A:「 1 : 1 」「n: 1 」「 1 :n」の仕訳形式(消費税自動計算なし)
- B:「 1 : 1 」「n: 1 」「 1 :n」の仕訳形式(消費税自動計算あり)
- C:「n:n」の仕訳形式
| 補足 | 「n」は、科目が複数行であることを指します。 「 1 : 1 」「n: 1 」「 1 :n」の仕訳形式でも、「 1 」側が消費税自動計算なしの場合・ありの場合で表示方法が異なります。 |
A:「 1 : 1 」「n: 1 」「 1 :n」の仕訳形式(消費税自動計算なし)
「 1 : 1 」「n: 1 」「 1 :n」の仕訳形式で、「 1 」側(下図の場合「当座預金」科目)が、消費税自動計算なしの場合は、相手科目は個別に表示されます。
仕訳(「n: 1 」の仕訳形式の場合)
| 借方 | 貸方 | ||
|---|---|---|---|
| 買掛金 | 20,000 | 当座預金 | 30,000 |
| 未払金 | 10,000 | ||
- 借方が「n」側(複数行)、貸方が「 1 」側
- 貸方の金額は、消費税自動計算なし
元帳(「当座預金」の(税抜))
相手科目は、個別に表示されます。
B:「 1 : 1 」「n: 1 」「 1 :n」の仕訳形式(消費税自動計算あり)
「 1 : 1 」「n: 1 」「 1 :n」の仕訳形式でも、「 1 」側(下図の場合「売上高」科目)が、消費税自動計算ありの場合は、「消費税自動計算なし」の場合と表示方法が異なります。
仕訳(「n: 1 」の仕訳形式の場合)
| 借方 | 貸方 | ||
|---|---|---|---|
| 売掛金 | 20,000 | 売上高 | 30,000 (2,727 |
| 受取手形 | 10,000 | ||
- 借方が「n」側(複数行)、貸方が「 1 」側
- 貸方の金額は、消費税自動計算あり
元帳(「売上高」の(税抜))
相手科目は個別に表示されますが、科目ごとの金額は内訳を特定できないため、表示されません。
| 参考 | 仕訳形式が「n: 1 」「 1 :n」であっても、「 1 」側が消費税自動計算ありの場合は税抜で表示すると、以下のように「n:n」と同様になります。
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C:「n:n」の仕訳形式の場合
「相手科目を個別表示する」のチェックの有無に関わらず、相手科目は「諸口」として元帳に表示されます。
「諸口の内訳を表示する」のチェックを付けると、科目名は内訳表示されます。
仕訳(「n:n」の仕訳形式の場合)
| 借方 | 貸方 | ||
|---|---|---|---|
| 給与手当 | 890,000 | 普通預金 | 600,000 |
| 旅費交通費 | 10,000 (909 | 預り金 | 300,000 |
元帳(「普通預金」の元帳(税抜))
「普通預金」科目(600,000円)の相手科目が特定できないため、「諸口」で表示されます。
「諸口の内訳を表示する」のチェックを付けると、科目名は内訳表示されます。なお、金額の内訳は特定できないため、金額は表示されません。