決算整理仕訳(決算のタイミングで発生する棚卸や消費税の精算伝票など)を、通常の取引で使う「日常仕訳」とは分けて、決算用の「整理仕訳」として起票する手順を説明します。
操作手順
整理仕訳の管理方法を設定する
- [導入処理 - 会計期間設定 - 会計期間設定]メニューを選択します。
- [伝票設定]ページの整理仕訳の管理方法で、「1:日常仕訳を区別する」を選択します。
- 整理仕訳の登録で、いつ整理仕訳を登録するかを選択します。
- [F12:登録]を押します。
整理仕訳を指定する
- [仕訳処理 - 仕訳処理]メニューを選択します。
- 伝票日付を入力します。
- 伝票日付にカーソルがある状態で[F7:整理区分]を押します。
整理区分で「整理仕訳」を選択します。
伝票日付に応じて、整理区分として「日常仕訳」「整理仕訳」「振戻仕訳」が表示されます。例 - 整理仕訳
会計期首が 4月の場合は、中間決算用の整理仕訳は 9月に入力します。したがって、伝票日付が 9月の場合は、「整理仕訳」を選択できます。 - 振戻仕訳
中間決算の仕訳を振り戻す仕訳は、10月に入力します。したがって、伝票日付が10月の場合は、「振戻仕訳」を選択できます。
- 整理仕訳
- 仕訳伝票を入力し、登録します。
「整理仕訳」「振戻仕訳」を含めて帳票を出力する
各帳票メニューでは、集計期間に応じて「整理仕訳」「振戻仕訳」が含まれて集計されます。
| 例 | 会計期首が 4月の場合で、4月~ 9月までと中間整理月の仕訳伝票をすべて含めて集計する場合は、期首振戻仕訳~ 9月整理仕訳までの集計期間を指定します。 |
| 参考 | 各帳票メニューで「整理仕訳」「振戻仕訳」を除いて集計したい場合は、条件設定画面の「振戻仕訳・整理仕訳を集計しない」にチェックを付けます。 |