入金残・支払残がある工事の確認方法

完成した工事のうち、今期末で入金残・支払残がある工事を確認する方法について説明します。

入金残の確認方法

［工事一覧表］メニューで、確認できます。

1. ［原価帳票 - 工事別原価帳票 - 工事一覧表 - 工事一覧表］メニューを選択します。
2. ［工事一覧表 - 条件設定］画面で以下のように条件を設定します。
   • ［基本条件］ページ
     
     1. 工事一覧表レイアウトを登録している場合は、入金残が確認できるレイアウトを選択します。
        登録していない場合は、［項目選択］ページで「入金残」を選択します。
     2. 集計期間は、今期の会計期間を指定します。
     3. 完成区分は、「完成」を選択します。
   • ［詳細条件２］ページ
     工事出力設定で、「入金残高がある工事だけ出力する」を選択します。
     
3. ［画面］ボタンをクリックします。

4. 完成工事のうち、入金残がある工事だけが出力されます。
   

   補足	入金残の計算方法については、操作説明（ヘルプ）をご参照ください。 ［工事一覧表］画面で［F1：操作説明］を押し、参考欄の「原価帳票の出力内容について」をクリックします。

支払残の確認方法

「支払残の集計科目」に指定された勘定科目の金額を、今期末で工事別に集計して確認します。

「支払残の集計科目」の確認

支払残の集計科目は、以下のメニューで確認できます。どちらのメニューを見ても、同じ情報が表示されます。

• ［随時処理 - データ一括変更 - マスターデータ一括変更 - マスターデータ一括無効］メニュー
• ［決算処理 - 期末処理 - 期末残高繰越］メニュー

［マスターデータ一括無効］メニューで確認する場合

1. ［マスターデータ一括無効 - 条件設定］画面の［基本条件］ページで、範囲指定に「完成区分」として「1：完成」を指定します。
   
2. ［科目設定］ボタンをクリックして、「支払残の集計科目」として設定されている勘定科目を確認します。
   

［期末残高繰越］メニューで確認する場合

1. ［期末残高繰越］画面で、［F9：詳細設定］を押します。
2. ［期末残高繰越 - 詳細設定］画面の［完成工事］ページをクリックして、「支払残の集計科目」として設定されている勘定科目を確認します。
   

「支払残の集計科目」に指定された勘定科目の残高の集計方法

［導入処理 - 残高入力 - 開始残高入力 - 開始残高入力］メニューの工事別の開始残高 + 仕訳明細金額