概要
- 汎用データの受入(「2026年10月 1日」以後に免税事業者等から購入した仕訳伝票)
- 仕訳伝票の起票(「2026年10月 1日」をまたいだ免税事業者等への返品や値引き)
汎用データの受入(「2026年10月 1日」以後に免税事業者等から購入した仕訳伝票)
業務への影響
当製品では、汎用データ受入レイアウトで、仕訳伝票データの項目「仕入税額控除割合」が空白の場合は、伝票日付に応じて控除割合(80 %・70 %)が自動判定されます。
項目「仕入税額控除割合」に明示的に「80 %」を指定して受け入れている場合は、対応が必要です。
対応方法
以下のどちらかの方法で対応します。
項目「仕入税額控除割合」に、伝票日付に応じて値を指定する
- 「2026年9月30日」以前の場合
| 項目名 | 受入記号 | 対応 |
|---|---|---|
| (借方)仕入税額控除割合 | CSJS224 | 80 |
| (貸方)仕入税額控除割合 | CSJS324 | (借方)と同じです。 |
- 「2026年10月1日」以後の場合
| 項目名 | 受入記号 | 対応 |
|---|---|---|
| (借方)仕入税額控除割合 | CSJS224 | 70 |
| (貸方)仕入税額控除割合 | CSJS324 | (借方)と同じです。 |
項目「仕入税額控除割合」の値を空白にする
| 項目名 | 受入記号 | 対応 |
|---|---|---|
| (借方)仕入税額控除割合 | CSJS224 | 空白 |
| (貸方)仕入税額控除割合 | CSJS324 | (借方)と同じです。 |
| 補足 | 汎用データ受入形式一覧表は、こちらをご参照ください。 |
仕訳伝票の起票(「2026年10月 1日」をまたいだ免税事業者等への返品や値引き)
業務への影響
当製品では、伝票日付に応じて、控除割合(80 %・70 %)が自動判定されます。
免税事業者等から「2026年 9月30日」以前に仕入れた商品に対して、「2026年10月 1日」以後に返品や値引きがあった場合は、自動表示された控除割合を「70 %」から「80 %」に手動で変更します。
仕訳例
(A)「2026年 9月30日」以前に商品を仕入れた仕訳伝票
| 借方 | 貸方 | ||
|---|---|---|---|
| 仕入高 | 110,000 (8,000 |
買掛金 | 110,000 |
(B)「2026年10月 1日」以後に値引きされた仕訳伝票
| 借方 | 貸方 | ||
|---|---|---|---|
| 買掛金 | 11,000 | 仕入値引き及び戻し高 | 11,000 (800 |
(B)のように控除割合「80 %」で計上するために、対応が必要です。
対応方法
仕訳伝票入力での起票
(B)のような仕訳伝票を起票する場合は、手動で、控除割合「控70」をクリックして[控除割合検索]画面で「80 %」を選択し、[OK]ボタンをクリックして「控80」に切り替えます。
(金額欄にカーソルが入っている状態で[F5:税処理]を押して、[税処理]画面で変更することもできます)
汎用データ受入での起票
(B)のような仕訳伝票データを受け入れる場合は、項目「仕入税額控除割合」の値が空白では対応できないため、項目「インボイス取引区分」、「仕入税額控除割合」に、以下のように値を指定します。
| 項目名 | 受入記号 | 対応 |
|---|---|---|
| (借方)インボイス取引区分 | CSJS223 | 「1:免税事業者等から購入」を指定 |
| (借方)仕入税額控除割合 | CSJS224 | 「80」(控除割合 80 %)を指定 |
| (貸方)インボイス取引区分 | CSJS323 | (借方)と同じです。 |
| (貸方)仕入税額控除割合 | CSJS324 |
| 補足 | 汎用データ受入形式一覧表は、こちらをご参照ください。 |
起票済みの仕訳伝票をあとから修正
「控除割合」を指定しない、または値を空白にする運用の場合は、あとから起票済みの仕訳伝票の「控除割合」を変更できます。
「80 %」に切り替えると、消費税額が再計算されます。
手順は以下のとおりです。
- 該当の仕訳明細をピックアップする
[仕訳処理 - 仕訳伝票リスト]メニューの[基本条件]ページで条件を指定して、[画面]ボタンをクリックします。- 伝票日付を範囲指定
- 貸借は「貸方」で、勘定科目を指定
(伝票検索画面の形式が「拡張形式」の場合は、[詳細条件]ページで指定) - 「消費税情報指定」にチェックを付けて[消費税]ボタンをクリックし、控除割合「70 %」を指定
(伝票検索画面の形式が「拡張形式」の場合は、[消費税]ページで指定)
- 該当の仕訳明細を特定する
[仕訳伝票リスト]画面で、以下をポイントとして、仕訳明細を特定します。- 「2026年 9月30日」以前の仕入に対する値引きや返品であること
- 「2026年10月 1日」以後の仕入に対する場合は除外
- 控除割合を「80 %」に変更して登録する
特定した仕訳明細をダブルクリックして[仕訳処理]画面にジャンプし、[F9:修正]を押して控除割合を「控70」から「控80」に切り替えて、仕訳伝票を登録します。
控除割合の切り替え方は、前述の「仕訳伝票入力での起票」をご参照ください。
免税事業者等との取引のチェック
業務への影響
「2026年10月 1日」をまたいだ免税事業者等からの返品や値引きの仕訳伝票で、控除割合「80 %」の指定漏れがないかをチェックします。
また、「2026年10月 1日」以後の仕訳伝票で、返品や値引き以外で控除割合が「80 %」のものがないかをチェックします。
対応方法
[仕訳処理 - 仕訳伝票リスト]メニューなど仕訳伝票を確認できる各メニューで、仕入税額控除の割合を指定して、仕訳伝票を絞り込みます。
該当の仕訳明細をピックアップする方法や仕訳明細を特定するポイントについては、前述の「起票済みの仕訳伝票をあとから修正」の手順 1. 2. をご参照ください。