賞与処理で厚生年金保険料が 0 円で表示される(正しく計算されない)場合は、以下をご確認ください。
参考 |
|
厚年賞与区分を確認する
[社員情報 - 社員情報登録 - 社員情報登録]メニューの[社会保険]ページで、厚年賞与区分が「0:計算不要」の場合は、賞与の厚生年金保険料は計算されません。
厚年賞与区分の設定に関わらず、賞与の支給日が属する月の末日時点で 70 歳に達している場合は、厚生年金保険料が計算されません。
標準賞与限度額に達していないか確認する
同じ月に 2 回以上の賞与が支給されている場合で、1 ヵ月に支給される賞与の標準賞与額が標準賞与限度額(150 万円)を超えている場合は、今回の賞与で厚生年金保険料は計算されません。
今回の賞与で、標準賞与限度額(150 万円)に達する場合は、標準賞与限度額までは厚生年金保険料が計算されます。標準賞与限度額を超える分については、厚生年金保険料が計算されません。
社保報酬を確認する
[支給]ページで、支給項目の社保報酬がすべて「0:集計しない」の場合は、賞与の厚生年金保険料は計算されません。
必要な支給項目について、社保報酬を「1:集計する(金銭)」または「2:集計する(現物)」に変更します。
資格喪失していないか確認する
資格喪失している場合は、厚生年金保険料は計算されません。
[社員情報 - 社員情報登録 - 社員情報登録]メニューの[社会保険]ページで、厚生年金保険の「資格喪失年月日」が、賞与の支給日が属する月の末日時点より前の場合は、厚生年金保険料が計算されません。
保険料免除期間の賞与支給になっていないか確認する
産前産後休業または育児休業の場合は、「休業終了日の翌日の属する月の前月まで」に支給される賞与の保険料は免除されます。
上記の場合、[社員情報 - 社員情報登録 - 社員情報登録]メニューの[中途・区分]ページで、休職事由を「産前産後休業」または「育児休業」に設定していると、厚生年金保険料は計算されません。
例 |
休業終了日(7月31日)の翌日(8月 1日)の属する月の前月は「7月」なので、7月10日に支給される賞与は厚生年金保険料が免除されます。 『人事奉行』をあわせてご利用の場合は、『人事奉行』側の休職履歴情報で、最新の履歴だけでなく過去の履歴も含めてご確認ください。
|
参考 |
保険料の免除制度についての詳細は、以下の日本年金機構のホームページをご参照ください。 |