年次更新前
年次更新を実行するタイミング
1 年間の処理がすべて終了した時点です。
1 年間の処理がすべて終了したら、翌年の給与処理をはじめるために、年次更新を実行します。
年次更新を実行すると、データ領域の処理年が翌年になります。
注意 | 年次更新を実行すると、もとの処理年に戻せません。必ずバックアップデータを作成してください。 |
注意 |
年次更新を実行する前に、[導入処理 - 運用設定 - 会社運用設定]メニューの[運用設定]ページで、扶養数の自動計算が「する」に設定されているか、必ずご確認ください。 扶養数の自動計算が「する」に設定されている場合は、年次更新後に[社員情報登録]メニューの[家族・所得税]ページの内容が更新されます。 |
年次更新中
年次更新の操作手順
- [随時処理 - 年次更新]メニューを選択します。
- [F2:実行]を押します。
- バックアップの確認メッセージが表示されるので、[はい]ボタンをクリックして、バックアップデータを作成します。
- バックアップデータの作成後に、年次更新の確認メッセージが表示されます。
[OK]ボタンをクリックして、年次更新処理を実行します。
- 年次更新の終了後に確認メッセージが表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。
- 支給日を確認・変更するために[給与体系登録]メニューを開く旨の確認メッセージが表示されます。
[OK]ボタンをクリックして、[給与体系登録]メニューを表示します。
- [給与体系登録]メニューの[給与体系登録 - 給与支給日一括更新]画面が開きます。
翌年の給与の支給日について設定して、[実行]ボタンをクリックします。
例 給与支給日が毎月25日で、4月25日(日)のように、土日・祝日と重なる場合
- 「0:土日・祝日の場合は前日にする」を選択した場合
給与支給日は「4月23日(金)」に変更されます。 - 「1:土日・祝日の場合は翌日にする」を選択した場合
給与支給日は「4月26日(月)」に変更されます。 - 「2:土日・祝日を考慮しない」を選択した場合
給与支給日は「4月25日(日)」のまま変わりません。
- 「0:土日・祝日の場合は前日にする」を選択した場合
- 確認メッセージが表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。
- [給与体系登録]画面に戻ります。7. で設定した内容が正しく反映されていることを確認します。
- [賞与支給日]ページを選択し、賞与支給日を確認・設定します。
参考 7. で設定した土日・祝日の回避設定は、賞与支給日には反映しません。
賞与支給日が土日・祝日に重なる場合や、賞与支給日が変更になる場合は、個別に変更してください。 - [F12:登録]を押します。
年次更新中にパソコンがハングアップした場合
以下の手順で、年次更新をやりなおしてください。
- 常駐ソフト(ウイルス対策ソフトなど)やスクリーンセーバーを設定している場合は、停止します。
- パソコンを再起動します。
再起動後は、年次更新を実行する前に1. で停止させた常駐ソフトなどが起動していないかを確認します。起動している場合は、再度停止します。 - 年次更新を実行する際に作成したバックアップデータを復元します。
[データ領域管理 - バックアップ/復元 - バックアップ復元]メニューで、年次更新を実行する前のバックアップを復元します。 - 3. で復元したデータ領域を選択して年次更新を実行します。
[データ領域管理 - データ領域選択]メニューで、3. で復元したデータ領域を選択して年次更新を実行します。
操作手順は、年次更新の操作手順をご確認ください。 - 年次更新中にハングアップしたデータ領域を削除します。
[データ領域管理 - データ領域保守 - データ領域削除]メニューで、年次更新中にハングアップしたデータ領域を選択して削除します。
年次更新後
給与処理月を 1月に進める
年次更新を実行すると、給与処理月が0月になります。
- 給与処理をはじめる前に、[導入処理]メニューの各メニューや、社員情報に変更がないかを確認します。
- 給与処理月を 1月に進めます。
注意 給与処理月を進めなければ、1月の給与処理をはじめることができません。社員情報更新の対象となる社員がいる場合は、[社員情報更新]画面が表示されます。
過去年のデータを確認・修正する(「過去年の年末調整をやりなおしたい」「過去年の賃金台帳や源泉徴収票を印刷したい」など)
各メニューの[条件設定]画面で、処理年に「過去年」を選択します。
年次更新後に、年末調整のやりなおしなど、前年度のデータを確認したい場合は、各メニューの[条件設定]画面で処理年に「過去年」を選択します。
例 |
[年末調整処理]メニュー |