回答
『給与奉行』と『法定調書奉行』を同じパソコンで運用しているかどうかで対処方法が異なります。
- 『給与奉行』と『法定調書奉行』を同じパソコンで運用している場合
『給与奉行』の年末調整データが『法定調書奉行』に自動で反映されるので、操作は必要ありません。参考 『給与奉行』に「報酬等の支払調書」や「非居住者の給与等の支払調書」を作成する社員情報が登録されている場合は[随時処理 - 受給者連動]メニューの各メニューで『法定調書奉行』の受給者情報として登録してください。
操作については、「『法定調書奉行』での操作手順」の 6.をご参照ください。 - 『給与奉行』と『法定調書奉行』を別のパソコンで運用している場合
『給与奉行』の年末調整データをファイルに出力して、『法定調書奉行』で受け入れます。
『給与奉行』と『法定調書奉行』を別のパソコンで運用している場合は、以下の手順で年末調整データを『法定調書奉行』に反映させてください。
操作手順
注意 | 『給与奉行』の年末調整データが『法定調書奉行』に反映されるため、1年に 1 度だけ操作してください。 |
『給与奉行』での操作手順
- [随時処理 - 奉行連動データ作成 - 給与奉行→法定調書奉行データ作成]メニューを選択します。
- [給与奉行→法定調書奉行データ作成 - 出力条件設定]画面で、処理年や作成目的などの条件を設定します。
- 処理年を選択します。
- 作成目的を選択します。
『法定調書奉行』で法定調書合計表を作成する場合は、「法定調書合計表の作成」を選択します。
選択した作成目的によって、データ種類が変わります。 - 個人番号を含めて作成する場合は、チェックを付けます。
ただし[導入処理 - 権限登録 - 個人番号利用権限登録]メニューで、許可されていない利用者の場合は、チェックを付けて作成できません。 - [参照]ボタンをクリックし、ファイルの出力先フォルダを指定します。
- [出力開始]ボタンをクリックします。
参考 年末調整データを作成する社員を絞り込む場合は[範囲指定]ページで設定します。
- ファイルが作成されると、終了メッセージが表示されるので[OK]ボタンをクリックします。
『法定調書奉行』での操作手順
注意 |
『法定調書奉行』の処理年が当年ではない場合は、[随時処理 - 年次更新]メニューで処理年を更新してください。 |
- [随時処理 - 奉行連動データ受入 - 給与奉行→法定調書奉行データ受入]メニューを選択します。
- [給与奉行→法定調書奉行データ受入 - 受入条件設定]画面で、ファイルの受入元フォルダを指定して[受入開始]ボタンをクリックします。
- [給与奉行→法定調書奉行データ受入 - 条件設定]画面で『法定調書奉行』に反映するデータを選択し、受け入れます。
- 『法定調書奉行』に反映させる必要がないマスター情報は、チェックを外します。
- 『法定調書奉行』の受給者情報に反映させる必要のない社員情報は、チェックを外します。
- [実行]ボタンをクリックします。
注意 『奉行Edge マイナンバークラウド』をご利用の場合は、個人番号は受け入れできません。
- [バックアップ確認]画面が表示されるので、[はい]ボタンをクリックしてバックアップを作成します。
- 受け入れが終了すると、受入結果を確認して[閉じる]ボタンをクリックします。
- 『給与奉行』の社員情報を『法定調書奉行』の受給者に反映させる場合は、[受給者連動]画面が表示されるので登録します。
参考 - すでに受給者情報に連動(登録)されている場合
だけが表示されます。 - 登録済みの受給者番号を指定した場合
と表示されます。 - はじめて連動(登録)する場合
と表示されます。
- 受給者情報[報酬等]に連動する場合
課税区分が「4:報酬」の社員情報が連動されます。
「主な報酬区分」を設定して[F12:登録]を押します。
- 受給者情報[非居住者等]に連動する場合
課税区分が「5:非居住者」の社員情報が連動されます。
「区分」などの設定を確認して[F12:登録]を押します。
- すでに受給者情報に連動(登録)されている場合