概要
支給金額等を修正し、法定調書(源泉徴収票や支払調書)の提出区分が「提出しない」から「提出する」になったことによる、追加分の電子申告を行う際の手順をまとめています。
修正する法定調書が、申告済みの法定調書合計表の総額に含まれている場合は、以下の操作手順を行ってください。
例 | 法定調書(源泉徴収票や支払調書)の提出区分が「提出しない」から「提出する」に変更された場合 |
注意 | [随時処理 - バックアップ]メニューでバックアップデータを作成してから、操作手順を行ってください。 |
参考 | 追加分の法定調書が、申告済みの法定調書合計表の総額に含まれていない場合は、ヘルプセンターの「【国税電子申告】提出漏れの法定調書を作成して申告する場合の操作方法」をご参照ください。 |
操作手順
- 追加申告する法定調書(源泉徴収票や支払調書)を修正します。
合計表の入力時に差額を計算する必要があるため、修正前の金額を控えておいてください。
上記は[源泉徴収票]メニューの画面です。
- 甲欄で年末調整する社員の源泉徴収票を修正する場合は、年末調整をやりなおし、[年末調整 - 源泉徴収票 -源泉徴収票]メニューで提出区分が「提出する」になっていることを確認してください。
参考 年末調整のやりなおしについては、ヘルプセンターの「【パターン別】年末調整をやりなおす場合の手順について」をご参照ください。 - 支払調書を修正する場合は、[支払調書1]メニューの各支払調書メニューで該当の受給者の支払調書を修正し、提出区分が「提出する」になっていることを確認してください。
- 甲欄で年末調整する社員の源泉徴収票を修正する場合は、年末調整をやりなおし、[年末調整 - 源泉徴収票 -源泉徴収票]メニューで提出区分が「提出する」になっていることを確認してください。
- [支払調書1 - 法定調書合計表 - 法定調書合計表]メニューで調書の提出区分を「2:追加」に変更すると、「追加」の法定調書合計表を作成する旨のメッセージが表示されます。[OK]ボタンをクリックし、追加分の入力画面に切り替えます。
- 追加する法定調書の提出媒体を「14:電子」に変更し、1.で修正した法定調書(源泉徴収票や支払調書)を確認しながら、追加する人数や金額を入力します。
注意 法定調書合計表の提出区分が「1:新規」以外の場合は、源泉徴収票データや支払調書データは、自動集計されません。人数や金額を直接入力してください。
- [F12:登録]を押します。
- [電子申告 - 法定調書 - 法定調書申請データ送信(作成)]メニューを選択し、[調書(および合計表)選択]画面で、作成するデータにチェックを付け、[OK]ボタンをクリックします。
- 各申告書ページで、提出年月日と処理年、前回受付結果が「1:受付完了」になっていることを確認し、[F2:実行]を押します。
- [法定調書申請データ送信(作成) - 作成帳票確認]画面が表示されます。
[帳票確認]ボタンをクリックすると、選択した帳票をプレビューで確認できます。
注意 個人番号および法人番号は、空欄で表示されます。当画面で確認できません。 - 複数の署名を付与している場合は、「続けて署名する」にチェックが付いていることを確認し、[OK]ボタンをクリックし、法定調書申請データを作成します。
- [法定調書データ送信(署名付与)]画面が表示されます 。
署名を付与するデータにチェックを付け、[F2:実行]を押します。
- 電子証明書の種類を選択し、[OK]ボタンをクリックします。
- 付与する電子証明書が正しいかを確認し、[OK]ボタンをクリックします。
法定調書申請データに電子署名が付与されますので、続けて送信処理へ進みます。
- [法定調書申請データ送信]画面が表示されます 。
送信するデータにチェックを付け、[F2:実行]を押します。
- [国税受付システムログイン]画面で、暗証番号を入力して[OK]ボタンをクリックします。
e-Taxにログインし、データを送信します。
- 送信が完了すると、[国税メッセージボックス確認]メニューを起動する旨のメッセージが表示されます。[OK]ボタンをクリックし、送信状況を確認します。