有給休暇の付与方法を「採用日方式」から「基準日方式」に変更したい – 奉行シリーズヘルプセンター

［導入処理 - 運用設定 - 有休付与日数表登録］メニューの［基本］ページの付与方法で変更できます。
付与方式を「基準日方式」に変更すると、［基本］ページで設定した付与月に給与処理月を進めたタイミングで［社員情報更新］画面が表示され、有給休暇が付与されます。

注意

「採用日方式」で付与していた有給休暇（有休残）は、付与方法を「基準日方式」に変更すると、付与から 2年を経過する前に消滅します。

例

採用日方式の設定
- 有休残の繰越：「する（２年）」
- 有休消化順序：「繰越分から消化」
- 初回付与：入社「6ヵ月後」に「10日」付与
基準日方式の設定
- 有休残の繰越：「する（２年）」
- 有休消化順序：「繰越分から消化」
- 基準日前の付与：入社「6ヵ月後」に「10日」付与

2025年 4月に入社した社員は「採用日方式」で有休を管理しています。
入社 6ヵ月後の2025年10月（以下【Ａ】）に有休が付与され、付与された有休の消滅予定月は 2年後の2027年10月です。

入社 1年 6ヵ月後の2026年の10月（以下【Ｂ】）にも有休が付与され、付与された有休の消滅予定月は 2年後の2028年10月です。

【Ｂ】の有休が付与された後に、有給休暇の付与方法を「基準日方式」に変更した場合は、「採用日方式」で付与した【Ａ】と【Ｂ】の有休残が、付与から 2年経過する前である「2027年 4月」、「2028年 4月」に消滅します。

20250424_有給休暇の付与方法を「採用日方式」から「基準日方式」に変更したい_001_有休表.png

「採用日方式」で付与された分の有休残を付与から 2年経過した時点で消滅させる場合は、有休残を修正する必要があります。

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