回答
別のパソコンに『奉行製品』を移行した際の業務データ領域のバックアップデータに含まれない内容を設定します。
補足 | 別のパソコンへの移行の詳細は、ヘルプセンターの「パソコンの移行手順(『奉行i11』 スタンドアロン版、『奉行V ERP11』 Single Edition、『奉行J11』をご利用の場合)」をご参照ください。 |
製品共通の設定
管理者と利用者のそれぞれで再設定が必要な項目があります。
管理者
セキュリティに関する設定BシステムSシステム奉行V ERP
移行元のパソコンで以下のメニューをご利用の場合は、移行先のパソコンで再設定します。
- [セキュリティ管理 - セキュリティポリシー]の各メニュー
複数の製品をご利用の場合は、いずれか1つの製品で設定すれば、自動的に他の製品にも同じ設定が反映されます。 - [セキュリティ管理 - 権限管理 - メニュー権限登録]メニュー
- [セキュリティ管理 - 権限管理 - データ領域権限登録]メニュー
参考 |
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利用者情報BシステムSシステム奉行V ERP
以下の手順で、移行元のパソコンから移行先のパソコンに利用者の情報を移行します。
- 移行元のパソコンで[セキュリティ管理 - 利用者登録]メニューを選択します。
- [F2:印刷等]を押します。
- [利用者登録 - 印刷等条件設定]画面で[汎用作成]ボタンをクリックします。
- [利用者登録 - 出力条件設定]画面で以下を設定します。
- [出力設定]ページ
- ファイルの種類に「転送ファイル」、作成形式に「OBC受入形式」を選択します。
- 任意の出力先ファイルを指定します。
- [項目選択]ページ
[全選択]ボタンをクリックし、すべての項目を[選択済項目]リストに追加します。
- [出力設定]ページ
- [出力開始]ボタンをクリックします。
- 移行先のパソコンに 5. で作成したファイルをコピーします。
- 移行先のパソコンで[セキュリティ管理 - 利用者登録]メニューを選択します。
- [F5:汎用受入]を押します。
- [利用者登録 - 受入条件設定]画面で以下を設定します。
- 受入データ形式で「OBC受入形式」を選択します。
- 受入元ファイル名に 6. でコピーしたファイルを指定します。
- [受入開始]ボタンをクリックします。
奉行 Linkit サービス連携の設定
『奉行 Linkit サービス』を利用していた場合は、再設定します。
[導入処理 - 運用設定 - 奉行 Linkit サービス連携設定]メニューで接続情報を再設定します 。
メールサーバーの設定
メールサーバーの設定をしていた場合は、再設定します。
[管理ツール - メールサーバー設定]メニューで再設定します 。
参考 | 複数の製品をご利用の場合は、いずれか1つの製品でメールサーバーを設定すれば、自動的に他の製品にも同じ設定が反映されます。 |
利用者
帳票別プリンタ登録の設定
[帳票別プリンタ登録]メニューをご利用の場合にだけ必要な作業です。
- 移行元のパソコンで[導入処理 - 運用設定 - 帳票別プリンタ登録]メニューを選択します。
- [移行]ボタンをクリックします。
- 処理内容で「データ保存」を選択し、保存先ファイル名を指定します。
- [OK]ボタンをクリックします。
- 移行先のパソコンで[導入処理 - 運用設定 - 帳票別プリンタ登録]メニューを選択します。
- [移行]ボタンをクリックします。
- 処理内容で「データ読込」を選択し、読込元ファイル名に 3. で作成したファイルを指定します。
- [OK]ボタンをクリックします。
- 移行するデータ領域が複数ある場合は、1.~8. の手順をデータ領域ごとに繰り返します。
プリンターの設定
印刷条件設定は引き継がれず初期値に戻るため、移行先のパソコンで使用するプリンターや用紙サイズなどを設定します。
- ご利用の『奉行製品』で、印刷するメニューを選択します。
- [条件設定]画面で、[印刷等]ボタンをクリックします。
- [印刷等条件設定]画面で、各条件設定や、プリンター名、用紙サイズ、印刷の向きなどを設定します。
業務スケジュールの設定
業務スケジュールを登録していた場合は、再設定します。
[随時処理 - 業務スケジュール登録 - 業務スケジュール登録]メニューで再設定します。
「奉行Myスペース」のタスク・お知らせ
「奉行Myスペース」にタスクやお知らせを登録している場合は、移行先のパソコンでも同じように登録します。
各製品の設定
勘定奉行/勘定奉行[個別原価管理編]/勘定奉行[建設業編]
再設定が必要な情報 | 詳細 | ||
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[仕訳処理]メニューの設定 | [仕訳処理 - 仕訳処理]メニューで[F3:設定]を押し、[仕訳処理 - 設定]画面で設定します。 | ||
[処理期間制限]メニューの設定 |
入金管理支払管理電債・受取手形管理電債・支払手形管理 処理期間制限を設定していた場合は、再設定します。 |
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[利用者別期首残高入力設定]メニューの設定 | 開始残高の入力方法を設定していた場合は、再設定します。 [導入処理 - 残高入力 - 開始残高登録 - 開始残高入力補助 - 利用者別開始残高入力設定]メニューで、利用者アカウントごとに再設定します。 |
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[利用者別導入前実績金額入力設定]メニューの設定 | 導入前実績金額の入力方法を設定していた場合は、再設定します。 [導入処理 - 残高入力 - 導入前金額入力 - 導入前実績金額入力補助 - 利用者別導入前実績金額入力設定]メニューで、利用者アカウントごとに再設定します。 |
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行の高さ |
各メニューでヘッダーの行の高さをクリックすると、「標準」「小」「最小」の中から選択できます。
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[定型仕訳参照設定] メニューの設定 |
BシステムSシステム奉行V ERP 定型仕訳参照設定をしていた場合は、再設定します。 |
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[仕訳伝票入力期間制限]メニューの設定 |
BシステムSシステム奉行V ERP 仕訳伝票の入力期間を制限していた場合は、再設定します。 |
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[データ領域別システム設定]メニューの設定 |
[データ領域管理 - データ領域保守 - データ領域別システム設定]メニューを起動し、修復処理を行うメッセージが表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。 |
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通知設定 |
以下のメニューで通知設定をしていた場合は、再設定します。
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アラート設定 |
以下のメニューでアラート設定を登録していた場合は、再設定します。
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自動実行バックアップの設定 |
自動実行管理 [自動実行管理 - 自動実行バックアップ]メニューを起動し、設定します。 |
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自動実行スケジュールの登録内容 |
自動実行管理 [自動実行管理 - スケジュール登録]メニューを起動し、「登録済みのスケジュールの整合性に問題があります。スケジュールの修復処理を行いますか?」とメッセージが表示されたら「OK」ボタンをクリックし、修復処理を実行します。 |
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『奉行Edge 仕訳入力クラウド』の仕訳伝票データ |
仕訳入力 『奉行Edge 仕訳入力クラウド』上の仕訳伝票データは復元できないため、『奉行Edge 仕訳入力クラウド』の[仕訳伝票リスト]から、承認されていない、再登録が必要な仕訳伝票があるかを確認します。 |
固定資産奉行
再設定が必要な情報 | 詳細 |
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資産の画像ファイルデータ/確認書類データ |
[導入処理 - 運用設定 - 会社運用設定]メニューの[資産設定]ページの画像ファイル保存方法と確認書類保存方法が「1:ファイルリンク」の場合は、移行元のパソコンと同じパスのフォルダにデータを保存します。 |
[資産登録]メニューの[F10:設定]の設定 | [資産管理 - 資産登録 - 資産登録]メニューで[F10:設定]を押して[資産登録 - 設定]画面の内容を再設定します。 |
[資産登録]メニューの最終登録日付 | [資産登録]メニューや[資産データ受入]メニューなどで、資産を登録すると、[資産登録]メニューの[F10:設定]で初期日付が「最終登録日付」の場合にセットされる、最終登録日付を更新できます。 |
[仕訳連動初期設定]メニューの連動先データ | 連動先情報を設定していた場合は、再設定します。 [随時処理 - 仕訳伝票作成 - 仕訳連動初期設定]メニューで再設定します。 |
通知設定 |
以下のメニューで通知設定をしていた場合は、再設定します。
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アラート設定 | [管理資料 - 資産台帳 - リース資産台帳]メニューでアラート設定を登録していた場合は、再設定します。 |
自動実行バックアップの設定 |
自動実行管理 [自動実行管理 - 自動実行バックアップ]メニューを起動し、設定します。 |
自動実行スケジュールの登録内容 |
自動実行管理 [自動実行管理 - スケジュール登録]メニューを起動し、「登録済みのスケジュールの整合性に問題があります。スケジュールの修復処理を行いますか?」とメッセージが表示されたら「OK」ボタンをクリックし、修復処理を実行します。 |
申告奉行[法人税・地方税編]/申告奉行[内訳書・概況書編]
再設定が必要な情報 | 詳細 |
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[連動設定]メニューの連動先のデータ (法人税・地方税編/内訳書・概況書編) |
連動先情報を設定していた場合は、[随時処理 - 奉行連動データ受入 - 連動設定 - 連動初期設定]メニューで設定します。 |
[仕訳連動初期設定]メニューの連動先データ (法人税・地方税編) |
連動先情報を設定していた場合は、[随時処理 - 税効果会計 - 仕訳伝票作成 - 仕訳連動初期設定]メニューで設定します。 |
給与奉行
再設定が必要な情報 | 詳細 | ||
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[給与処理]または[賞与処理]メニューの短縮設定 | 短縮設定を使用していた場合は、[給与賞与 - 給与処理 - 給与処理]([給与賞与 - 賞与処理 - 賞与処理])メニューで[F3:短縮設定]を押して再設定します。 | ||
[管理ツール - 税率/保険料率登録]の各メニューの設定 | 改正などに伴い、税率や保険料率を直接入力している場合は設定します。 | ||
社員の付箋データ |
[会社運用設定]メニューの[システム設定]ページ【付箋設定】の処理単位選択が「利用者ごと」で運用している場合は、[社員情報登録]メニューで、付箋を登録しなおします。 |
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[仕訳連動初期設定]および[労務費データ連動設定]メニューの設定 | 連動先情報を設定していた場合は、[随時処理 - 仕訳伝票作成 - 仕訳連動初期設定] メニューおよび、[随時処理 - 労務費データ連動 - 労務費データ連動設定]メニューで、再設定します。 | ||
[個人番号利用権限登録]メニューの設定 |
個人番号利用権限を設定していた場合は、[導入処理 - 権限登録 - 個人番号利用権限登録]メニューで再設定します。
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[PDF パスワード権限登録]メニューの設定 |
BシステムSシステム奉行V ERP 明細電子化 『奉行Edge 給与明細電子化クラウド』をご利用でPDFパスワード権限を設定していた場合は、[導入処理 - 権限登録 - PDF パスワード権限登録]メニューで再設定します。 |
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[明細書配信スケジュール登録]メニューの設定 |
明細電子化 『奉行Edge 給与明細電子化クラウド』をご利用で明細書配信スケジュールを登録していた場合は、[給与明細電子化クラウド - 明細配信 - 明細書配信 - 明細書配信スケジュール管理 - 明細書配信スケジュール登録]メニューを選択すると、修復処理を行うメッセージが表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。 |
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[添付ファイル登録]メニューの登録データ |
明細電子化 『奉行Edge 給与明細電子化クラウド』をご利用で、[給与明細電子化クラウド - 明細書配信 - 明細書作成処理 - 添付ファイル登録]メニューのファイル保存方法が「1:ファイルリンク」の場合は、移行元のパソコンに保存されている添付ファイルを移行先のパソコンに保存(コピー)します。 |
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[マスター関連設定]メニューの設定 |
BシステムSシステム奉行V ERP 社員情報移動を行っていた場合は、[随時処理 - 社員情報移動 - マスター関連設定]メニューで再設定します。 |
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自動実行バックアップの設定 |
自動実行管理 [自動実行管理 - 自動実行バックアップ]メニューを起動し、設定します。 |
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自動実行スケジュールの登録内容 |
自動実行管理 [自動実行管理 - スケジュール登録]メニューを起動し、「登録済みのスケジュールの整合性に問題があります。スケジュールの修復処理を行いますか?」とメッセージが表示されたら「OK」ボタンをクリックし、修復処理を実行します。 |
人事奉行
再設定が必要な情報 | 詳細 | ||
---|---|---|---|
社員の画像ファイルデータ |
[導入処理 - 運用設定 - 社員情報項目設定 - 社員情報項目設定]メニューの[画像設定]ページで保存方法が「1:ファイルリンク」の場合は、移行元のパソコンと同じパスのフォルダにデータを保存します。 |
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[組織改編]の予約データ |
奉行V ERP 改編予約を行っている場合は、再設定します。 |
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[単価改定]の予約データ |
奉行V ERP 改定予約を行っている場合は、再設定します。 |
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[社員情報予約]メニューの予約データ |
奉行V ERP 適用時期に「適用日時」を指定している場合は、再設定します。 |
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[雇用転換情報入力]メニューの登録データ |
奉行V ERP 適用時期に「適用日時」を指定している場合は、再設定します。 |
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[異動発令]の予約データ |
奉行V ERP 発令予約を行っている場合は、再設定します。 |
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[賃金改定]関連の予約データ |
賃金改定奉行V ERP 『賃金改定オプション』で確定予約を行っている場合は、再設定します。 |
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[仕訳連動初期設定]メニューの設定 |
退職金管理奉行V ERP 連動先情報を設定していた場合は、[随時処理 - 仕訳伝票作成 - 仕訳連動初期設定]メニューで、再設定します。 |
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社員の付箋データ |
[会社運用設定]メニューの[システム設定]ページ【付箋設定】の処理単位選択が「利用者ごと」で運用している場合は、[社員情報登録]メニューで、付箋を登録しなおします。 |
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[個人番号利用権限登録]メニューの設定 |
個人番号利用権限を設定していた場合は、[導入処理 - 権限登録 - 個人番号利用権限登録]メニューで再設定します。
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[マスター関連設定]メニューの設定内容 |
社員情報移動を行っていた場合は、[随時処理 - 社員情報移動 - マスター関連設定]メニューで再設定します。 |
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通知設定 |
以下のメニューで通知設定を登録していた場合は、再設定します。
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アラート設定 | [管理資料 - 社員一覧資料 - 社員一覧照会]メニューで、アラート設定を登録していた場合は、再設定します。 | ||
自動実行バックアップの設定 |
自動実行管理 [自動実行管理 - 自動実行バックアップ]メニューを起動し、設定します。 |
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自動実行スケジュールの登録内容 |
自動実行管理 [自動実行管理 - スケジュール登録]メニューを起動し、「登録済みのスケジュールの整合性に問題があります。スケジュールの修復処理を行いますか?」とメッセージが表示されたら「OK」ボタンをクリックし、修復処理を実行します。 |
就業奉行
再設定が必要な情報 | 詳細 |
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[タイムレコーダ自動読込設定]メニューの設定 | [タイムレコーダ - タイムレコーダ自動読込 - タイムレコーダ自動読込設定]メニューで、「無効」となっているスケジュールを登録しなおします。 |
[未打刻通知設定]メニュー |
以下のメニューを選択し、通知設定を有効にするメッセージが表示されたら、「OK」ボタンをクリックして修復処理を実行します。
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[定型パターン権限登録]メニューの設定 |
勤怠管理 定型パターン権限を設定している場合は、再設定します。 |
社員の付箋データ |
[会社運用設定]メニューの[システム設定]ページ【付箋設定】の処理単位選択が「利用者ごと」で運用している場合は、[社員情報登録]メニューで、付箋を登録しなおします。 |
[マスター関連設定]メニューの設定内容 |
社員情報移動を行っていた場合は、[随時処理 - 社員情報移動 - マスター関連設定]メニューで再設定します。 |
[通信環境設定]メニューの設定 |
[随時処理 - 通信環境設定]メニューで登録します。 |
法定調書奉行
再設定が必要な情報 | 詳細 | ||
---|---|---|---|
[管理ツール - 税率登録]の各メニューの設定 | 改正などに伴い、税率を直接入力している場合は設定します。 | ||
社員の付箋データ |
[会社運用設定]メニューの[システム設定]ページ【付箋設定】の処理単位選択が「利用者ごと」で運用している場合は、[社員情報登録]メニューで、付箋を登録しなおします。 |
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[個人番号利用権限登録]メニューの設定 |
個人番号利用権限を設定していた場合は、[導入処理 - 権限登録 - 個人番号利用権限登録]メニューで再設定します。
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[保険会社登録]の各データ |
奉行V ERP 保険会社や保険種類を登録していた場合は、[管理ツール - 保険会社登録]の各メニューで再設定します。 |
商奉行/蔵奉行
再設定が必要な情報 | 詳細 |
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見積書および各伝票メニューの初期値設定 | 各メニューで[F11:設定]を押して、初期値を再設定します。 |
[伝票入力期間制限]メニューの設定 | 伝票を新規登録・修正・削除できる期間を設定していた場合は、[随時処理 - 伝票入力期間制限]メニューで再設定します。 |
[導入処理 - 伝票開始 No.登録]メニューの各メニューの設定 | 付番基準を「利用者別」で設定していた場合は、[導入処理 - 伝票開始 No.登録]メニューの各メニューで、初期表示させる伝票 No.を利用者アカウントごとに再設定します。 |
[定期売上自動計上]/[定期売上自動更新]メニューの設定 | Sシステム奉行V ERP[販売管理 - 売上処理 - 定期売上処理]メニューから各メニューを選択し、修復処理を実行するメッセージが表示されたら「OK」ボタンをクリックして修復処理を実行します。 |
[仕訳連動初期設定]メニューの設定 | 連動先情報を設定していた場合は、[随時処理 - 仕訳伝票作成 - 仕訳連動初期設定]メニューの[基本設定] ページで連動先の会社を選択している場合は、再設定します。 |
アラート設定 |
以下のメニューでアラート設定を登録していた場合は、再設定します。
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自動実行バックアップの設定 |
自動実行管理 [自動実行管理 - 自動実行バックアップ]メニューを起動し、設定します。 |
自動実行スケジュールの登録内容 |
自動実行管理 [自動実行管理 - スケジュール登録]メニューを起動し、「登録済みのスケジュールの整合性に問題があります。スケジュールの修復処理を行いますか?」とメッセージが表示されたら「OK」ボタンをクリックし、修復処理を実行します。 |