回答
事業所を移転したことで、固定資産税(償却資産)の申告先(役所)が変わる場合は、以下の対応が必要です。
- 移転前の申告先(役所)には「減少申告」を行います。
- 移転後の申告先(役所)には「増加申告」を行います。
当製品での対応方法
申告先(役所)が変わる場合は、対象となる資産に対して「移動情報」を登録することで、正しい申告書を作成できます。
参考 | 事業所が移転しても、申告先(役所)が変わらない場合は、「移動情報」を登録する必要はありません。 |
操作手順
「移動情報」を登録する手順を説明します。
- [随時処理 - バックアップ]メニューで、バックアップを作成します。
- [導入処理 - 償却資産税申告先登録]メニューで、移転先の申告先(役所)を新規に登録します。
すでに移転先の申告先(役所)が登録済みの場合は、3. に進みます。 - [導入処理 - 設置場所登録]メニューで、移転先の設置場所を新規に登録します。
すでに移転先の設置場所を登録してある場合は、4. に進みます。 - [資産管理 - 業務別処理 - 資産移動]メニューを選択します。
- [資産移動 - 条件設定]画面の[基本条件]ページで、条件を設定します。
「範囲指定」で「設置場所」を選択し、移転元の設置場所コードを入力します。 - その他に絞り込む条件がある場合は、設定します。
- [画面]ボタンをクリックします。
- 設置場所の移動先や、対象となる資産を設定します。
- 移動日付を入力します。
設置場所の「移動する」にチェックを付けて、移転先の設置場所コードを入力します。
その他、移動する項目がある場合は併せて入力します。 - 移動対象となる資産にチェックを付けます。
- 移動日付を入力します。
- [F2:実行]を押します。
- 「資産移動を実行します。よろしいですか?」とメッセージが表示されます。
[OK]ボタンをクリックします。