詳細
以下のような休暇を、有給休暇とは別に「法定休暇」(終日・半日・時間単位で取得)として管理したい。
- 子の看護のために休む場合
- 家族の介護のために休む場合
回答
以下の操作手順で、子の看護休暇や介護休暇を「法定休暇」として管理する方法を説明します。
- 子の看護休暇・介護休暇(終日・半日・時間単位)を「法定休暇」として管理する
- 『奉行 Edge 勤怠管理クラウド』から子の看護休暇・介護休暇を「休暇申請」する
- 子の看護休暇・介護休暇を取得した場合に、月給者の給与から減額する
参考 |
「法定休暇」で管理する場合は、残管理できません。 |
操作手順
1. 子の看護休暇・介護休暇(終日・半日・時間単位)用の「法定休暇」を作成する
- [導入処理 - 運用設定 - 会社運用設定]メニューを選択します。
- [休暇設定]ページの時間単位法休に「あり」を選択します。
- [F12:登録]を押します。
- [導入処理 - 勤怠事由登録 - 事由登録]メニューを選択します。
- コードと事由名(看介休暇)を入力し、事由区分に「3:法休」を選択します。また、取得単位・取得区分(時間取得区分)を選択します。
- [F12:登録]を押します。
参考 - 終日・半日・時間単位で取得する場合は、4. ~ 6. を繰り返し、取得単位ごとの事由(終日用の事由、半日用の事由、時間単位用の事由)を作成します。
- 出勤率を計算する際に、子の看護休暇・介護休暇を出勤とみなさない場合や全労働日にも含めない場合は、「出勤率算定区分」を「0:出勤とみなさない」や「2:全労働日にも含めない」に変更します。
(「出勤率算定区分」は、『Bシステム』または『Type NS』をご利用の場合は表示されません。)
- 社員が子の看護や介護に伴う休暇を取得した場合は、[勤怠処理 - 勤務データ入力 - タイムカード入力]メニューを選択します。
- [タイムカード入力 - 条件設定]画面の[項目選択]ページで、項目種類に「勤務時間」を選択します。
[選択項目]リストから「時間法休」を選択し、[選択済項目]リストに移動します。 - [OK]ボタンをクリックします。
- [タイムカード入力]画面で、子の看護休暇・介護休暇を取得した日に、5.で作成した事由(看介休暇)を入力します。
時間単位で取得した場合は、「時間法休」に時間数を入力します。
参考 5. で作成した事由(看介休暇)を入力すると、法休日数欄に集計されます。 - [F12:登録]を押します。
- [管理資料 - 就業一覧表 - 勤務一覧表]メニューなどの管理資料では、[条件設定]画面の[集計項目設定]ページの[選択項目]リストから「法休日数」「法休時間」「時間法休」などを選択し、[選択済項目]リストに移動して集計します。
参考 - 法休時間
1 日または半日単位で取得した場合の法休時間と、時間単位で取得した法休時間の合計時間が集計されます。 - 時間法休
時間単位で取得した法休時間が集計されます。
- 法休時間
2.『奉行 Edge 勤怠管理クラウド』から子の看護休暇・介護休暇を「休暇申請」する勤怠管理
『奉行Edge 勤怠管理クラウド』をご利用の場合は、子の看護休暇・介護休暇を「休暇申請」できるように設定します。
詳細は、ヘルプセンターの「有給休暇とは別の休暇を追加した際に、『奉行Edge 勤怠管理クラウド』から「休暇申請」できるようにしたい」をご参照ください。
3. 子の看護休暇・介護休暇を取得した場合に、月給者の給与から減額する給与奉行
子の看護休暇・介護休暇を取得した日数や時間数を、『給与奉行』に転送できます。
転送した取得日数や取得時間数を、月給者の給与から減額する場合は、ヘルプセンターの「子の看護休暇・介護休暇を取得した場合に、月給者の給与から減額したい」をご参照ください。
注意 |
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