『SPシステム』または『奉行V ERP』をご利用の場合
詳細
養育両立支援休暇は、年 10日以上の付与が義務付けられています。
ここでは、養育両立支援休暇を年 10日付与し、残日数を管理する運用の場合に必要な設定を説明します。
補足 | 新規で休暇を作成し、[勤怠処理 - 勤務データ入力 - タイムカード入力]メニューなどでその休暇の事由を登録すると、取得日数を計算できます。 休暇の残日数を管理することで、取得日数に上限を設けることができます。 |
残日数を管理しない場合は、養育両立支援休暇を法定休暇として登録します。
詳細は、ヘルプセンターの「養育両立支援休暇・介護休暇を、残日数を管理しない休暇として登録する」をご参照ください。
回答
以下の操作手順で、養育両立支援休暇を「その他休暇」として管理する方法を説明します。
- 養育両立支援休暇(終日・半日・時間単位)を「その他休暇」として管理する
- 『奉行 Edge 勤怠管理クラウド』から養育両立支援休暇を「休暇申請」する
- 養育両立支援休暇を取得した場合に、月給者の給与から減額する
操作手順
1. 養育両立支援休暇(終日・半日・時間単位)を「その他休暇」で作成する
- [導入処理 - 運用設定 - 会社運用設定]メニューを選択します。
- [休暇設定]ページの「その他休暇1~3」の空いている項目の使用区分に「1:使用する」を選択し、休暇名(両立支援)を入力します。時間単位休暇に「1:あり」を選択します。
- [F12:登録]を押します。
- [導入処理 - 勤怠事由登録 - 事由登録]メニューを選択します。
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コードと事由名(両立休暇)を入力し、事由区分に「13~15:両立支援」を選択します。
また、取得区分を選択します。参考 2. でその他休暇1を使用する場合は「13:両立支援」、その他休暇2を使用する場合は「14:両立支援」、その他休暇3を使用する場合は「15:両立支援」を選択します。 -
[F12:登録]を押します。
参考 終日・半日・時間単位で取得する場合は、4. ~ 6. を繰り返し、取得単位ごとの事由(終日用の事由、半日用の事由、時間単位用の事由)を作成します。 -
社員が養育両立支援休暇を取得した場合は、[勤怠処理 ‐ 勤務データ入力 ‐ タイムカード入力]メニューで、取得単位に応じて5.で作成した事由(両立休暇)を選択します。
参考 5. で作成した事由(両立休暇)を選択すると、両立休暇日数欄に集計されます。 - [管理資料 - 就業一覧表 - 勤務一覧表]メニューなどの管理資料では、[条件設定]画面の[集計項目設定]ページの[選択項目]リストから「両立休暇日数」を選択し、[選択済項目]リストに移動して集計します。
2.『奉行 Edge 勤怠管理クラウド』から養育両立支援休暇を「休暇申請」する勤怠管理
『奉行Edge 勤怠管理クラウド』をご利用の場合は、養育両立支援休暇を「休暇申請」できるように設定します。
詳細は、ヘルプセンターの「有給休暇とは別の休暇を追加した際に、『奉行Edge 勤怠管理クラウド』から「休暇申請」できるようにしたい」をご参照ください。
3. 養育両立支援休暇を取得した場合に、月給者の給与から減額する給与奉行
養育両立支援休暇を取得した日数や時間数を、『給与奉行』に転送できます。
転送した取得日数や取得時間数を、月給者の給与から減額する場合は、ヘルプセンターの「養育両立支援休暇・介護休暇を取得した場合に、月給者の給与から減額したい」をご参照ください。
注意 |
以下の場合は操作を行う必要はありません。
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